チャイルドシート助手席は非常識？違反になる？法律や安全性を解説！

助手席にチャイルドシートは危ないとわかっているけど、目の届く場所にこどもを乗せたいと思うことは多々あります。

でも、知らないうちに法律違反や他人からの非難の対象になっているかもしれません。

結論から言いますと、助手席にチャイルドシートやジュニアシートを設置することは推奨されていません。

理由はエアバッグが作動したときの衝撃で、危険な状態になる可能性があるためです。

この記事では法律や安全性、さらには社会的な視点からチャイルドシートを助手席に設置することについて、現役年子育児中で実際にチャイルドシートを使用してきた私が解説します！

チャイルドシート助手席設置は非常識？社会的視点からの意見

助手席にチャイルドシートを設置することについて、本当に非常識と思われているのでしょうか。

社会的な観点や、SNSでの意見を集めてみました。

• SNSでの意見
• 社会的な誤解

さまざまな意見をみて参考にしましょう。

SNSでの意見

SNSでは、チャイルドシートの助手席設置に賛成する声もあれば、反対する声もあります。

賛成派は、「目の届く場所にこどもを座らせることができる」という点を挙げています。

一方、反対派は「助手席はリスクが高い」と主張し後席利用を推奨。

両方の意見には一理あり、親が自身の判断で最善の選択をすることが大切です。

X（旧：twitter）での意見

チャイルドシートを助手席につけてる人見たんだけど、辞めといたほうがいいと思う。

— ダルめしあん (@vipvipplusplus) September 27, 2024

ポルシェGT3みたいなガチモデルでもチャイルドシート用に助手席エアバックキャンセル出来るの笑えるｗ pic.twitter.com/2kKuMBmVPy

— 砂 (@snatan) October 19, 2024

えっ近所の軽、助手席にチャイルドシート着けてるんやが…🤯
万が一エアバッグ作動するような事故やっちゃったらヤバくない？？？

※助手席にチャイルドシート着けれるタイプが新しく発売されてるのなら私の常識がまだアップデートされてないです

— める🍇ポケモン🍇 (@melmel_710) September 8, 2024

アウディの新型電動SUV『Q6 e-tron』、ユーロNCAPで「子供の安全性」高評価 https://t.co/KOeDpgOSxF

助手席には後ろ向きチャイルドシート使用時に自動的にエアバッグを無効化する機能が搭載されている。

ヨーロッパの自動車メーカーのチャイルドシートに対する意識は、日本に比べて断然高いです。

— チャイルドシート総合研究所@所長 (@CRS81464885) October 9, 2024

社会的な誤解

チャイルドシートとジュニアシートの使用に関しては、多くの誤解が存在します。

「助手席にチャイルドシートとジュニアシートを設置するのは絶対にダメ」という断定的な意見もありますが、実際は車種やシートの種類、こどもの年齢や体重によって最適な選択が異なります。

常にこどもの安全を第一に考え、正しい知識に基づいた選択をしましょう。

助手席にチャイルドシート設置は大丈夫？事故リスクや安全性を解説

こどもを車の助手席に乗せる際の安全性について、多くの親が不安に思っています。

この章では、助手席設置時の安全性について解説していきます。

• 安全性に関する最新の研究結果
• 事故時のリスクを減らす対策
• こどもの年齢別安全ガイド

助手席設置のメリットとリスクを詳しく見ていきましょう。

安全性に関する研究結果

最近の研究によると、チャイルドシートを助手席に設置すること自体に大きな問題はないことが示されています。

ただし、エアバッグの有無や車種によって、その安全性は大きく異なります。

• エアバッグがある場合の対策
• 車種ごとの推奨事項

エアバッグが装備されている車では、チャイルドシートを助手席に設置する際には特に注意が必要です。

エアバッグが作動する際の力は非常に強力で、小さなこどもにとっては大きなリスクとなります。

そのためエアバッグのオフスイッチがある場合はそれを利用するか、後部座席に設置しましょう。

車種によってはチャイルドシートを助手席に設置することを推奨していないものもあります。

車の取扱説明書を確認するかメーカーに直接問い合わせることで、安全な設置方法について確認しましょう。

事故リスクを減らす対策

事故のリスクを最小限に抑えるためには、適切なチャイルドシートの選択と設置が重要です。

助手席に設置する際の注意点を以下に紹介します。

• 正しいチャイルドシートの選択
• シートベルトの適切な使用
• 定期的な点検

こどもの体重や身長に合ったチャイルドシートを選ぶことが重要です。

シートベルト取付の場合は、特に車にしっかり固定されていることを確認してください。

ISOFIX取付は目視で確認できたり、カチッと音がなるので確認作業がわかりやすくて便利です。

こどもの年齢別安全ガイド

こどもの年齢に応じたチャイルドシートとジュニアシートの選択が、安全性を高める鍵です。

年齢別の安全ガイドを紹介します。

• 0歳から1歳未満
• 1歳から4歳未満
• 4歳から10歳未満

0歳から1歳未満のこどもには、後ろ向きのチャイルドシートが推奨されます。

事故時に頭と首への負担を軽減できるためです。

1歳から4歳未満のこどもには前向きのジュニアシートを使用しますが、できるだけ長く後ろ向きの状態を維持しましょう。

4歳から10歳未満のこどもにはジュニアシートもしくはブースターシートを使用し、シートベルトが体に正しくフィットするようにします。

法律を確認！チャイルドシート助手席に乗せる際の注意点

助手席にチャイルドシートを設置する際、法律が最も気になるポイントです。

日本の法律や海外の法律を比較しながら解説します。

• 日本の法律ではどうなっている？
• 海外の法律との比較
• 法律違反になるケース

正確な情報を把握することで、安心してこどもを車に乗せることができます。

日本の法律ではどうなっている？

日本では、こどもを車に乗せる際にはチャイルドシートの使用が義務付けられています。

この義務は6歳未満のこどもを車に乗せる全ての場合に適用されます。

• 6歳未満のこどもはチャイルドシートかジュニアシートが必須
• 助手席での使用も可能

助手席にチャイルドシートとジュニアシートを設置する場合は、車のエアバッグ機能に注意が必要です。

エアバッグが装備されている車種の場合、助手席にこどもを乗せる際はエアバッグのオフスイッチを利用しましょう。
※エアバッグがオフにできない車種は後部座席で使用

このように日本の法律ではこどもの安全を守るために、チャイルドシートもしくはジュニアシートの使用が義務付けられていることがわかります。

引用元：警察庁

海外の法律との比較

海外では、チャイルドシートとジュニアシートに関する法律やガイドラインが国によって異なります。

特にアメリカやヨーロッパでは、こどもの安全を守るための法律が厳しく設けられています。

• アメリカ：州によって異なる規定
• ヨーロッパ：統一された安全基準

例えば、アメリカでは州によってチャイルドシートとジュニアシートの使用に関する年齢や体重の基準が異なります。

一方、ヨーロッパではEU全体で統一された安全基準が設けられており、それに準じたチャイルドシートとジュニアシートの使用が求められるでしょう。

これらの国では、こどもの安全を最優先に考え法律や基準を設定しています。

日本と海外の法律を比較することで、世界的なこどもの車乗車安全への取り組みを理解することができます。

法律違反になるケース

チャイルドシートとジュニアシートの不適切な使用は、法律違反になることがあります。

特に注意が必要なケースをいくつか挙げます。

• チャイルドシートやジュニアシートなしでの乗車
• 体重や年齢に不適切なシート使用
• シートベルトの不正確な使用

6歳未満のこどもをチャイルドシートやジュニアシートなしで車に乗せることは、日本の道路交通法違反となります。

また、こどもの体重や年齢に合わないチャイルドシートやジュニアシートを使用したり、シートベルトを正しく装着していない場合も、安全上のリスクが高まるだけでなく法律違反になる可能性があります。

親として、常に最新の法律や安全基準を把握し適切なチャイルドシートとジュニアシートの使用を心がけましょう。

Q＆A｜チャイルドシート助手席は非常識？違反になる？法律や安全性

まとめ｜チャイルドシート助手席は非常識？違反になる？法律や安全性

今回は、助手席にチャイルドシート設置は大丈夫？事故リスクや安全性について解説しました。

安全性に関しては、最新の研究結果と事故時のリスク軽減方法を解説しました。

法律面では、日本と海外の法規を比較し違反になるケースを説明。

社会的視点では、他の親の意見や専門家の見解を集め誤解を解きました。

こどもの安全を第一に考えるあなたにとって、正しい知識と対策が重要です。

この記事を参考に、安全で快適なドライブをお楽しみください。